仕事が劇的に捗る!Google Chrome拡張機能おすすめ20選

こんにちは、グレープフルーツ編集部です。
皆さんは、日々の仕事でWebブラウザのGoogle Chromeをどれくらい活用していますか? 多くのクリエイターやビジネスパーソンにとって、もはやなくてはならないツールですよね。
弊社でも様々な業務をGoogle Chrome上で行っています。しかし、ブラウザの基本的な機能だけでは、どうしても非効率な作業が発生してしまいがちです。「もっと楽に情報収集できないかな?」「この作業、どうにか自動化できないだろうか?」そう感じたことはありませんか?
その悩みを解決してくれるのが、「Chrome 拡張機能」です。拡張機能は、Google Chromeに新しい機能を追加し、作業を驚くほど効率化してくれる小さなアプリのようなものです。
この記事では、私たちがWeb制作の現場で実際に試行錯誤しながら見つけてきた、本当に仕事が捗るおすすめの拡張機能を厳選してご紹介します。
最後まで読んで、ぜひぴったりのChrome拡張機能を見つけて、日々の作業効率を爆上げしましょう!
作業効率を爆発的に引き上げる!絶対に外せない万能ツール
まずは、職種を問わず、あらゆるビジネスパーソンにおすすめしたい、仕事の基盤となるChrome拡張機能をご紹介します。
タスク管理と情報整理をシームレスに行う拡張機能
仕事の効率化は、まず「何をすべきか」を明確にすることから始まります。複数のプロジェクトやタスクを管理する上で、Chrome拡張機能が強力な助けになります。
1. Todoist for Chrome

Todoist for Chrome: ToDo リスト & タスク管理
Todoistは、シンプルながら非常に強力なタスク管理ツールです。
Webサイトを閲覧しながら、そのページをタスクとしてすぐに登録できます。例えば、「このサイトのデータを参考にして企画書を作る」といったタスクを思いついたとき、瞬時にTodoistに保存できるので、アイデアを逃しません。
- ワンクリックでWebページをタスク化
- プロジェクトやラベルを即座に割り当て可能
- オフラインでもタスクの追加・確認ができる
私の場合は、情報収集中に「後で読む」タスクとして大量のWebサイトを保存しています。後でまとめて整理する際、Todoistのフィルター機能を使えば、キーワードやプロジェクトごとに簡単に分類できるので非常に便利です。
情報が散逸するのを防ぎ、効率的なリサーチにつながります。
2. Evernote Web Clipper

Web上の情報をEvernoteにクリップする拡張機能です。
企画のリサーチやアイデア収集で活躍します。気になったWebページ全体、記事本文のみ、特定の画像など、柔軟にクリップ形式を選べるのが魅力です。
クリップ形式 | 特徴と活用例 |
---|---|
記事 | 広告や余計な要素を除外し、本文だけをきれいに保存。読みたい記事を後でじっくり読むのに最適。 |
簡略版記事 | 記事のレイアウトを保ちつつ、不要な部分をカット。デザインやレイアウトの参考にする際に便利。 |
Webページ全体 | スクリーンショットでは撮りきれない、長いページ全体をまとめて保存。参考資料として活用できる。 |
選択範囲 | 必要なテキストや画像だけをハイライトしてクリップ。議事録やレポート作成時の資料整理に利用できる。 |
Evernote Web Clipperを使うことで、情報がバラバラにならず、一つのノートブックに集約できます。
資料を探す手間が劇的に減り、本来の作業に集中できるようになります。
文章作成・校正を強力にサポートする拡張機能
ライターや編集者、マーケターにとって、文章の品質は非常に重要です。以下の拡張機能は、ライティング作業を強力にバックアップしてくれます。
Grammarly: AI Writing Assistant and Grammar Checker App

Grammarly: AI Writing Assistant and Grammar Checker App
Grammarlyは、英文のスペルミスや文法ミスをリアルタイムで指摘してくれるツールです。
英語でメールを書いたり、海外のクライアントとやり取りしたりする際に、絶大な力を発揮します。有料版では、より高度な文法チェックや、文章のトーンを調整する機能も利用できます。
海外向けのコンテンツを作成する際などに活躍します。これにより、ネイティブスピーカーでないメンバーでも、質の高い英文を作成できるようになりました。
翻訳拡張機能と併用すれば、さらにスムーズなコミュニケーションが可能になります。
4. DeepL翻訳

DeepLは、非常に精度の高いAI翻訳ツールとして知られています。
DeepLを使えば、ウェブページ上のテキストをハイライトするだけで、ポップアップで翻訳結果が表示されます。また、入力した文章の翻訳も可能なので、海外のWebサイトから情報を収集したり、海外のクライアントとやりとりする際に非常に便利です。
- ウェブサイト全体、選択範囲、入力テキストの翻訳に対応
- 訳文のニュアンスが自然で分かりやすい
- 複数の言語を素早く切り替えられる
海外の最新トレンドや技術情報をキャッチアップする際、DeepLなしでは考えられないってくらい活躍します。専門用語が多い記事でも、自然な日本語に変換してくれるので、理解度が格段に上がります。
Grammarlyと組み合わせて使えば、ライティングとリサーチの両面で最強のタッグになります。
クリエイター必見!デザインとクリエイティブ作業を加速する拡張機能
ここからは、Webデザイナーやグラフィックデザイナー、フォトグラファーといったクリエイティブな職種の方々に特におすすめしたいChrome拡張機能をご紹介します。
デザインのインスピレーションを見つける拡張機能
良いデザインは、日々の情報収集から生まれます。以下の拡張機能は、Web上からデザインのヒントを効率的に集める手助けをしてくれます。
5. Muzli – Design inspiration hub

Muzli – Design inspiration hub
新しいタブを開くたびに、世界中のWebデザインやUI/UX、テクノロジーに関する最新のトレンド記事やポートフォリオを表示してくれる拡張機能です。忙しい日々の中で、意識的に情報収集する時間を取れない場合でも、自動的にインスピレーションが目に飛び込んできます。
- 開くたびに新しいデザインを発見できる
- UI/UX、ブランディングなど複数のカテゴリーから選択可能
- インスピレーションのシャワーを浴びる感覚で利用できる
私の場合は、朝一番にPCを開き、新しいタブをいくつか開いてMuzliでトレンドをチェックするのが日課になっています。これだけでも、その日のデザイン作業のモチベーションが大きく変わります。また、クライアントとの打ち合わせ前にサッとトレンドを確認できるので、話のネタにも困りません。
デザイン作業が劇的に捗るツール
デザインの現場では、Webサイトの要素を分析したり、スクリーンショットを撮ったりする作業が頻繁に発生します。以下の拡張機能は、これらの作業を格段に捗るようにしてくれます。
6. WhatFont

「このWebサイトで使われているフォントは何だろう?」デザイナーならしょっちゅう考えますよね。
WhatFontは、Webサイト上のテキストにカーソルを合わせるだけで、そのフォント名、サイズ、色、ウェイトなどの情報を瞬時に表示してくれます。Webフォントだけでなく、ローカルのフォントも判別できます。
Webページ上のフォントを確認する際に特に活躍します。以前は、開発者ツールを開いて一つ一つ調べる必要がありましたが、WhatFontを使えば、作業時間が大幅に短縮されます。
7. ColorZilla

Webサイトの色を簡単に取得できるスポイトツールです。
ColorZillaを使えば、画面上のどのピクセルの色でも、そのRGB値やHEXコードを瞬時に取得できます。また、クリックした色の履歴も保存されるため、後でまとめて色情報を確認することも可能です。
- Webページ上の色をワンクリックで取得
- HEX、RGB、HSLなど複数のカラーフォーマットに対応
- クリックした色の履歴が残るため、後でまとめて確認できる
Webデザインでは、クライアントのブランドカラーや、競合サイトのカラースキームを分析することがよくあります。ColorZillaを使えば、これらの作業が数秒で完了します。また、自分でデザインを考える際にも、様々なWebサイトの色合いを参考にすることで、アイデアの幅が広がります。
8. GoFullPage – Full Page Screen Capture

GoFullPage – Full Page Screen Capture
Webページの表示全体を、ワンクリックでスクリーンショットとしてキャプチャできる拡張機能です。
通常のスクリーンショットでは、画面に表示されている部分しか撮れませんが、このGoFullPageを使えば、スクロールが必要な長いページでも、一枚の画像として保存できます。
私の場合は、Webデザインのポートフォリオや、クライアントへのデザイン提案資料を作成する際に、この拡張機能を頻繁に使っています。特に、LP(ランディングページ)全体をキャプチャして分析する際に非常に役立ちます。わざわざ複数回に分けてスクリーンショットを撮って、画像を結合する手間がなくなります。
9. Fontanello

WhatFontに似ていますが、Fontanelloはより詳細な情報を取得できます。
フォントファミリー、ウェイト、サイズ、行の高さ、文字の間隔など、Webデザインの現場で必要な情報がすべて表示されます。開発者ツールを開く手間を省き、より直感的にフォント情報を確認したい方におすすめです。
- クリックした要素のフォント情報を即座に表示
- CSSのフォントプロパティ(line-height、letter-spacingなど)も確認可能
- デザインの再現や分析がスムーズになる
フォント情報を正確に把握することで、デザインの一貫性を保ちながら作業を進めることができます。
マーケター・ライター必見!リサーチと企画立案を効率化する拡張機能
情報収集が命のマーケターやライターにとって、いかに効率的にデータを集め、整理するかが鍵となります。以下のChrome拡張機能は、その作業を強力に支援してくれます。
SEO分析と競合リサーチをスムーズにする拡張機能
SEO対策は、Webマーケティングには欠かせません。以下のツールは、競合サイトの情報を分析したり、キーワードを調査したりする際に役立ちます。
10. Similarweb – Website Traffic & SEO Checker

Similarweb – Website Traffic & SEO Checker
Similarwebは、閲覧中のWebサイトのトラフィックデータ、流入元、競合サイトなどを瞬時に分析できる拡張機能です。
マーケターやSEO担当者にとって、非常に価値のあるツールです。競合サイトがどこからユーザーを集めているのか、どんなキーワードで流入しているのか、といった情報を把握することで、自社の戦略を立てる上で重要なヒントが得られます。
- 推定トラフィック量や直帰率、滞在時間を表示
- トラフィックの流入元(検索、SNS、直接など)をグラフで可視化
- 競合サイトのリストを提案
コンテンツ企画の際などに活躍します。競合が力を入れているコンテンツや、ユーザーがどの経路でサイトにたどり着いているかを把握することで、自社が狙うべきキーワードやコンテンツの方向性が見えてきます。
11. MozBar

WebサイトのSEO指標(ドメインオーソリティ、ページオーソリティなど)を瞬時に表示してくれる拡張機能です。
Google検索結果ページにもこれらの指標が表示されるため、どのサイトがより信頼性が高く、SEOに強いのかを一目で判断できます。また、ページ内のH1タグやメタディスクリプションなどのHTML要素を素早く確認できる機能も備わっています。
12. Keywords Everywhere

Keywords Everywhere – Keyword Tool
キーワードリサーチを効率化するツールです。
Google検索の際に、検索窓の下に月間検索量や関連キーワード、ロングテールキーワードなどを表示してくれます。これにより、読者が本当に知りたい情報を素早く見つけ出し、コンテンツの企画に役立てることができます。
- Google検索結果ページに直接キーワードデータが表示される
- 関連キーワードや「このキーワードも検索されています」といったデータが豊富
- コンテンツの穴を特定し、より網羅的な記事作成に役立つ
13. SEOquake

SEOquakeは、SEO分析のための多機能ツールバーです。
閲覧中のページのGoogleインデックス数、SNSのシェア数、バックリンク数など、様々なSEO関連の指標を一覧で確認できます。競合分析や、自サイトのSEO状況を手軽にチェックしたい方におすすめです。
- ページに関する詳細なSEO情報を一目で確認
- 内部リンクと外部リンクを視覚的に表示
- キーワードの出現頻度もチェックできる
SEOquakeを使えば、上位表示されているページの共通点や、評価されているポイントを感覚的に掴むことができます。
知っていると差がつく!生産性を高める裏ワザ的な拡張機能
ここからは、多くの人が見落としがちな、地味ながらも日々の作業効率を劇的に改善してくれるChrome拡張機能をいくつかご紹介します。これらのツールは、特定の作業に特化しているため、一度使い始めたらもう手放せなくなります。
タブの管理を効率化する拡張機能
Google Chromeを使っているとタブをたくさん開きがちです。私は気づいたらだいたい10個以上は開いています。
しかし、タブが増えすぎるとPCの動作が重くなったり、目的のタブを見つけられなくなったりします。以下の拡張機能は、そんなタブ管理の悩みを解決してくれます。
14. Tab Suspender

しばらく使っていないタブを自動的に「サスペンド(一時停止)」し、メモリ消費を抑えてくれる拡張機能です。
タブを閉じずにそのままにしておけるので、後で再開したいときに便利です。特にメモリが少ないPCを使っている方や、リサーチのために常に多くのタブを開いている方には、必須のツールと言えるでしょう。
Tab Suspenderを導入して以来、PCの動作が格段に軽くなりました。以前は「タブが増えすぎると動作が遅くなるから、不要なタブはこまめに閉じなければ…」というストレスがありましたが、今では気にせずタブを開けるようになりました。
この地味な改善が、実は日々の作業のストレス軽減に大きく貢献しています。
15. OneTab

たくさんのタブをワンクリックでリスト化し、一つのタブにまとめてくれる拡張機能です。
一時的にタブを整理したいときや、セッションを保存しておきたいときに非常に便利です。リスト化したタブは、必要なときにいつでもまとめて再開できます。
プロジェクトごとに開いたタブを「OneTab」で保存しておけば、次回そのプロジェクトを再開する際に、すぐに必要な情報にアクセスできます。
情報が迷子になることがなく、仕事がスムーズに進みます。
PDFを扱うときに便利な拡張機能
16. Smallpdf — PDFの編集、変換、圧縮、AIによる要約

Smallpdf — PDFの編集、変換、圧縮、AIによる要約
Smallpdfは、PDFファイルの編集、変換、圧縮など、PDFに関する様々な作業をブラウザ上で完結できる多機能ツールです。
PDFをWordやExcel、PowerPointに変換したり、複数のPDFを一つにまとめたり、逆にページを分割したりすることができます。
- PDFと他の形式(Word, Excelなど)との相互変換
- PDFの結合、分割、圧縮
- ブラウザから直接、PDFの編集作業が可能
- AIがPDFの内容を要約
PDF形式で受け取った資料を編集可能な形式に変換したり、複数の資料をまとめて1つのPDFにしたりする時に活躍します。デスクトップアプリでないOffice 365 など、クラウド上でOfficeファイルを扱う場合は特に捗ります。ほとんどの作業がGoogle Chrome上で完結するようになりました。AI要約も便利です。
17. Adobe Acrobat: PDF編集,変換,署名

PDFファイルの閲覧、編集、変換がブラウザ上でできる拡張機能です。
特に「PDFをWordに変換したい」「PDFに電子署名をしたい」といった要望が多い方におすすめです。Adobe製品を使っている方なら、さらにシームレスな連携が可能です。
- PDFをWord、Excel、PowerPointに変換
- PDFのページを整理(削除、並べ替え、回転)
- 電子署名やパスワード保護も可能
Acrobat DCなどがインストールされていればそちらを使うほうがいいですね。
その他の生産性向上ツール
18. LastPass: Free Password Manager

LastPass: Free Password Manager
複数のサイトやサービスで異なるパスワードを使い分けるのは、セキュリティ上非常に重要です。しかし、それをすべて記憶するのは大変ですよね。
LastPassは、パスワードを安全に管理し、自動入力してくれる拡張機能です。これにより、パスワードを覚える手間がなくなり、ログイン作業が劇的に捗るようになります。
- 複雑なパスワードを自動生成・保存
- 安全なパスワード管理でセキュリティを強化
- ワンクリックでログインが完了
19. Momentum

新しいタブを開くたびに、美しい背景画像と、心に響く名言を表示してくれる拡張機能です。また、その日の目標(「Today’s focus」)を設定する機能もあり、日々の仕事のモチベーション維持に役立ちます。
仕事の合間に一息入れたい時や、気分転換したい時にぴったりです。
- 美しい背景画像と名言で気分転換
- その日の目標を常に意識できる
- シンプルな天気予報や時計機能も搭載
20. Dark Reader

ほぼすべてのWebサイトをダークモード(暗い背景に明るいテキスト)に変換してくれる拡張機能です。
特に夜間作業が多い方や、目の疲れを感じやすい方におすすめです。コントラストや明るさの調整も細かく設定できるので、自分好みの目に優しい環境を簡単に作れます。
- ほぼ全てのWebサイトをダークモードに変換
- 目の疲れを軽減し、集中力を持続させる
- 細かな設定でカスタマイズ可能
長時間のPC作業は、目の疲れだけでなく、集中力の低下にもつながります。目の負担が減ることで、より長時間、集中して作業に取り組める効果が見込めます。
Google Chrome 拡張機能のインストール方法
まだ拡張機能をインストールしたことがない方のために、基本的なインストール手順を解説します。非常に簡単なので、ぜひ試してみてください。
- Google Chromeのメニュー(右上の縦3つの点)をクリックし、「その他のツール」>「拡張機能」を選択します。
- 左上の「メニュー」アイコンをクリックし、一番下の「Chrome ウェブストアを開く」を選択します。
- 検索窓にインストールしたい拡張機能の名前を入力し、検索します。
- 見つけたら、拡張機能のページを開き、「Chromeに追加」ボタンをクリックします。
- 確認のダイアログが表示されるので、「拡張機能を追加」をクリックして完了です。
インストール後は、Chromeの右上にアイコンが表示されます。アイコンをクリックするか、ツールバーのピン留めをして、いつでも使えるようにしておきましょう。
Chrome 拡張機能で、仕事の可能性を広げよう
今回は、クリエイターやビジネスパーソンにおすすめしたい、仕事が捗るChrome 拡張機能を厳選してご紹介しました。
適切な拡張機能を導入すれば、情報収集から企画立案、デザイン、ライティングまで、あらゆる作業を驚くほど効率化してくれる最強の仕事ツールへと進化します。
ぜひ、最適な拡張機能を見つけて、日々のクリエイティブな作業や仕事をさらに楽しんでください。